ブログ

(3周波基準局)【①確認・準備】mosaic×ラズパイ=mosaic-piでメンテナンスフリーの3周波GNSS連続観測基地局を作製(mosaic-pi)

septentrio社mosaic-go(mosaic-X5モジュール)L1,L2,L5の3周波GNSS受信機についての記事です。
トラ技センチメータ級単独測位スタータ・キット[CLAS受信機]はL1,L2の2周波+L6のCLAS受信機ですので、俗に言う3周波GNSS受信機とは異なりますのでご注意下さい。

mosaic-piはここが利点!

安価に3周波が利用出来る!
・mosaic-goの内蔵NTRIPで安定配信。ラズパイにも負担なし!
・ラズパイだと、有線、無線を選んで配信出来る。
・一度設定してしまえば、数年は放置してもOK(たぶん)
・windowsよりlinux系OSのRaspberry Pi OSの方が、きっと安定している。
・詳しい人なら、CUIだけで設定出来る。ので、CUI版のOSを使えば(更に安定する。。と思う。)

ここがデメリット!

・ラズパイってじゃラホイ?
・どうしても、呪文(プログラム言語-Bash-)を唱えないといけない。
・mosaic-goは安いけど、評価版なので堅牢性は保証されていない。


必要なもの

mosaic-go(X5モジュール推奨)
・Raspberry Pi(3B+や、4B)
※mosaic-goのインターネット接続に利用するだけなので、チャレンジャーや実力者はRaspberry Pi Pico W (wifi接続モデル)定価1,210円でも。
・SDカード(microSDHC)
・ケーブル類(LANケーブル・microUSBケーブルなど。)
・キーボード・マウス・モニタ
※bluetooth接続でも有線接続でもイケルので、今使っているPCのを一時流用しても。


Raspberry Piを眺める

Raspberry Piって何?という方へ。
→ 正規価格は4200円くらいの安っぅいパソコン。そしてちっこい。
windowsでもマックでもないやつ。でも一通り出来る凄いやつ。

SDカード

microSDHC
容量8GB以上ならOKらしいけど、32GBでも1000円台で買えるのでそれで。

microSDXCでも1000円台なので、それでも。

windowsPCなどでこのSDカードにRaspberry Pi OSを書込んだ後、ラズベリーパイのSDカードスロットに差し込んで使う。

※SDカードにOSを入れる事になるが、OSはmosaic-goのインターネット接続を通す為だけなので、書き込みが頻繁に行われるとは思えないので安いのでも充分ではないかとえる。

関連記事

  1. RTKNAVIで自動的にログを取る!

  2. 自作RTK-GNSSを始めてから勘違いしやすかった事や知っておく…

  3. 【RZS.D】3周波Droggerで私設電子基準点【mosaic…

  4. 【3周波Drogger】DroggerGPSアプリに接続⇒ファー…

  5. RINGOでRINEXデータの品質を確認する

  6. 待ってました! 2周波Drogger【RWS】単体運用基準局でQ…

  7. 弐-Webブラウザでmosaicモジュールの設定(septent…

  8. (DroggerGPS)RWPで杭探し(現場編)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP