目次
GNSS連続観測局の諸元を作成する。
GNSSアンテナの設置状況や、周囲の環境が分かる情報を一覧にしたものを作成し、それを日本測量協会などの検定機関で検定を受けます。

https://www.gsi.go.jp/eiseisokuchi/eiseisokuchi41030.html
記載例
記載例に従い、アンテナや設置部分の写真を撮影し、様式例のExcelデータをダウンロードして作成していきます。
Excelに写真を貼り付けたり、受信機などの情報を書込んでいくだけのシンプルなExcelデータなので、記載例片手に作成していきます。




事前に確認
検定機関

日本測量協会
民間等電子基準点の性能検定
https://www.jsurvey.jp/5-6.htm
日本測量機器工業会
民間等電子基準点の性能検定について
http://www.jsima.or.jp/inspection/2021/09/post-1.html#000487
まずはお問合せ
検定は有料となっています。
C級だと、¥4,200/1点(税別)、¥4,620/1点(税込)
となっているので、申込みの前に検定に適うのか事前に確認して貰いたいものです。
正規申し込みの前に、事前に問い合わせてみましょう。
検定の申し込み

上記の様な検定申込書がダウンロードできるので、必要事項を記載します。
GNSS観測データの評価が届くまで待つ
国土地理院のGNSS観測データの評価は終わったでしょうか。
諸元作成には、アンテナ設置位置の記載が必要になります。
GNSS観測データの評価が届いたら、
メールで申し込める
メールに、検定申込書とGNSS連続観測局の諸元、及び国土地理院発行のGNSS観測データの評価を添付し、検定機関に送ります。
検定が終わるのを待つ
検定証明書ゲット
検定が完了すると、検定記録書等を付した検定証明書と請求書、及び民間等電子基準点の性能検定業務委託契約書(2部)が送られてきます。
民間等電子基準点の性能検定業務委託契約書(2部)の内、1部を住所氏名の記名、押印し、検定機関に返送致します。
もう1部は、ご自身の契約書なので取っておいて下さい。
また、請求書も届くので速やかに支払いましょう。
① 3日間連続でUBXの生ログをとり、RINEXに変換する。
② RINEXファイルを国土地理院に送る。→ ⓐ評価データを貰う
③ ⓑGNSS連続観測局の諸元と ⓒ性能検定申込書を作る。
④ ⓐⓑⓒを測量協会等に送る
⑤ ⓓ検定結果を貰う
⑥ ⓐⓑⓓとその他検定に使用した資料、国土地理院に登録申請する。
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