民間等電子基準点のB級以上の要件を満たす受信機が、ビズステーション株式会社より発売されました。
3周波GNSS受信機【RZS.D】とアンテナ【HX-CSX601A】を使って、B級以上の民間等電子基準点の登録を目指します。
https://www.gsi.go.jp/eiseisokuchi/eiseisokuchi41030.html
目次
必要な受信機とアンテナ
組合わせ登録
【受信機】RZS.D +【アンテナ】HX-CSX601Aの組合わせで、国土地理院1級 GNSS測量機として登録されています。
RZS.DとHX-CSX601A
単品同士なら【受信機】はRZS.D
と【アンテナ】HX-CSX601A
合計219,670円
ジオセンス ヤフー店だと【アンテナ】HX-CSX601Aは
e-bayだと送料高いけど【アンテナ】HX-CSX601Aは
楽天だったらポイントもお得【アンテナ】HX-CSX601A
マイクロSDカードを入れる
買ってすぐのコレなら、フォーマット等しなくても、RZS.Dで利用できます。
まずは、ファームウェアを最新バージョンに。
受信機のファームウェアアップデートはこちら
3周波Drogger】DroggerGPSアプリに接続⇒ファームウェアアップデート【買ったらする事】
アンテナをRZS.Dに繋ぐ
USBで電源を取る
ログを取得する。
Android端末での取得は難があるので、SDカードにRAWデータを記録します。
DroggerGPSアプリで民間等電子基準点用のロギング設定
何かするときは、Startを押す前に、デフォルトに戻すがデフォ
GNSS(衛星測位システム)の設定(GPS+QZSS+GLONASS+Galileo)
※重要
Q.RAWデータって生データだから、全部の情報が記録されるんでしょ?
A.違います。
GNSS(衛星測位システム)の設定はRAWデータにも影響します。
国土地理院系は、BeiDou外し
デフォルト設定ではGLONASSがオフになっているのでONにします。
あと、ついでにBeiDouは国土地理院では利用されないので外しておきます。
更新レートの設定(1Hzにする)
最低衛星仰角の設定(5°にする)
設定を保存する
RZS.Dと接続する
ロギング開始
ロギング開始はGPS時間で0:00前から始めましょう。
(日本時間は午前9時)
SDカードロギングの確認
SDカードへのロギングは、スマホとRZS.Dの接続を切っても止まりません。
でも、一応確認しておきます。
監視モードになっていればOK。
Stopで離脱します。
3日間放置。
ロギングのオワリ方(USB電源を抜く)
電源をぶち切る。(5秒毎にオートセーブされているから大丈夫)
72時間経過から、10分程余裕をもってからロギングを終了します。
完璧に全てを行なうなんて、私の知る限りでは、41人ぐらいしかいないわ。だから失敗がどうこう考えるのは、愚かなこと - ルプスレギナ・ベータ
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いつもお世話になっております。
民間等電子基準点にチャレンジしているのですがなかなかうまく行きません。
地理院からデータの再提出を求められてしまいました。提出したデータは、RTCM3から、RINEXに変換したものでした。
SDカードに記録したRAWデータから変換したものを送ろうと考え3日間観測して、電源を抜いて終了したところ、最後の書き込みが
数時間前のものになっていて、タイムスタンプも約23時間も前のものでした。
電源を抜いての終了は、うまくないようです。
この記事において(最下部記事)
https://drogger.hatenadiary.jp/sdcard
電源遮断とデータロスについては最大5秒間となっており、当方では数時間のデータロスはまだ経験していません。
DroggerGPSアプリ(Android端末)で充電しながらだと、2日目ほどでバッテリー関連の保護でAndroid端末が停止し、Android端末でのログが終了していた事はありますが。
データをビズステーション株式会社まで送れば、理由が判明するかもしれません。