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DroggerRWP、RWXを2台以上でするスタティック測位
(単路線方式)
DroggerRWPやRWXを2台以上持っていれば、スタティック測位がオススメ!!
ここがメリット
・Drogger2台だけで安心の高精度なスタティック測量が出来る。(国土地理院1級GNSS測量機)
・公共測量にも使える解析ソフト(Drogger Processor)が無料。
→三次元網平均計算、PCV補正も数クリックで完了。とても使い易い。
・ドットDC(RWS.DC等)モデルなら、電源ONで自動ロギング(受信機のSDカードにデータ保存)
期待できる効果
上位級である1級及び2級基準点の設置を省略でき、既知点での観測が不要なため作業時間および作業経費を削減できます。
使用上の注意点
電子基準点のみを既知点とするため、新点近傍にある既設点との整合性に留意してください。なお不整合が懸念される場合は、新点と既設点との整合性を点検するため、1点以上の既設点と点検のための 観測を行って下さい。
※電子基準点のみを既知点とした3級基準点測量マニュアル(案)について
デメリット
・一定の放置時間が必要
・後処理解析なので、リアルタイムでは座標値が決定しない。
・後処理解析にWindowsPCが必要
単路線方式のイメージ図
DroggerGPSアプリの設定をデフォルトに戻す
DroggerGPSアプリを開いて歯車
デフォルトに戻す
スタティック測量用に設定を変更する
変更ポイント
衛星システム
計測・更新レート
設定確認
スタティック用の設定を保存しておくと、後がラク
最初の画面でLogging ControlをONにしておく
これで設定は終わりです。
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いつもわかりやすい記事を公開してくださり、ありがとうございます。楽しく勉強させていただいています。
当方でもDroggerを使ってのスタティック観測の実習を、5月6日に計画しているところです。参加人数は土地家屋調査士が8名ほどですが、そろそろ実習用のマニュアルを準備しようと思っていたところに、実にタイムリーな記事を公開してくださって、他力本願ですが、参加予定者にはこちらの記事で予習してくださるよう案内をするつもりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
連休に実習、8名もいらっしゃるとは重畳ですね。