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【RTKデジカメ】イチ!どこでも実寸フォトグラメトリ【Drogger-RTKシステム】

マーカー不要!海外でも出来る、写真で実寸測量フォトグラメトリ


どんな事?どういった仕組み?

RTK基準局を現地に即席設置して、RTKデジカメで写真ば撮る。
写真の位置情報にcm級の正確な写真撮影位置が記録されるけん、その位置情報を使ってフォトグラメトリすれば、実寸計測可能な3Dモデルが出来るったい!!

デジタル一眼カメラのつよつよな撮影能力を生かして、
シャッターも切らずに歩くだけでOK!!な、楽ちんフォトグラメトリを目指すばい!!

概要

必要なもの

GNSS端末ば2つ使えば、世界中どこでも【RTK測位】っつう、測位衛星ば使った方法で、ぎぃーーーーやん精度の高か位置情報ば写真に付けてやれるったい!!

基準局にはDrogger-RWP+Android端末


移動局にはRTKデジカメ(α6700+RWM)+Android端末

RWM付属品に雲台アタッチメントが付いとるけん、デジカメにRWMばくっつけたらRTKデジカメの完成ばい!


これがあったらラク「一脚」


設定さえすれば、歩くだけでOK!

歩くだけで自動的に撮影する、楽ちん実寸フォトグラメトリ!
まずはオブジェクトを3Dモデルにしてみるばい!


カメラの設定をしていくよ

撮影設定は、マニュアルモードでF値は16、シャッタースピード1/1000 暗くなる分をISO感度を1600くらい上げて補うよ。

F値を上げると、全体にピントが合うけど暗くなる。
シャッタースピードを上げると、手ぶれが軽減されるけど暗くなる。
ISO感度を上げれば明るくなるけどノイズが入る。
悩ましいところだねぇ。

フォトグラメトリに関してはボケや手ぶれの写真があると、画像品質の概算値の低下が著しかった。
ボケや手ぶれの写真を混入させるくらいなら、思い切ってISO感度を8000まで上げた方が(SONY画像処理エンジンBIONZ XRの効果なのか)良かったばい!


デジタルカメラの位置情報をスマホと連動させる

SONY デジタル一眼カメラ α6700の場合

Creators’ Appでスマホの位置情報をカメラと連動させる。
高さ(標高や楕円体高)が記録されないのは不満だけど、しょうがない!

測位衛星はめちゃめちゃ正確な時間を送ってくれてるから、時刻補正はONにしておこう。

これで、スマホの位置情報を写真のExifに書込む準備は整いました。
つぎは現地で即席RTK基準局の準備をして、高精度位置情報を取得します。


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