目次
こんなのが出来上がる
線だけの公図に背景がつき、現地と公図がどの様に関係しているか、一目で分かるようになります。
準備するもの
図枠に座標がついている、公図のPDFファイル。
これは、登記情報提供サービスで取得できます。
紙で取得したものでも、スキャナでPDFにしても出来ますが、ノイズが乗りやすいので、出来れば登記情報提供サービスで取得したPDFファイルを用意しましょう。
QGISを立ち上げる
座標系を設定する。
14条地図の平面直角座標系を確認する。
ここでは2系を選択します。
公図の読み込み
ラスタ→ジオリファレンサと進む
ジオリファレンサのウインドウで、公図を選択する。
座標の位置を指定して、座標を入力する
変換に失敗した場合
歯車の変換の設定を開いて、OKすると上手くいくことがあります。
公図がQGISのシステムに読み込まれる。
ラスタからベクタデータに変換する
塗りつぶし部分を透明にする。
ベクタ化されたら、この様な画面になっていると思います。
ベクタ化されたレイヤに対して、色の設定をします。
塗りつぶしは透明にして、ラインを赤くしてみます。
線の色を変える
したごしらえ完了
背景を表示させる。
完成図
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司法書士をしており、実際の土地の状況と境界がどのような位置にあるのか確認するための資料として利用させて頂きました。
お客様からの問い合わせに、こちらの記事を参考にさせていただき、なんとかなりました!
桜町測量様のこの記事はまさに神です!!!