14条地図
公図と呼ばれる中でも、特に現地の形状を正しく表している図面が法務局に備え付けられています。
それが14条地図と呼ばれるものです。
もし、特定出来ていない土地がこの14条地図の区域なら、ラッキーです。土地の特定は容易です。
地図とは
地図と聞くと、ゼンリン地図やgooglemapみたいなものを想像されると思います。
しかし、登記の世界の地図とは、「公図」や「字図」と言った、法務局に備え付けられている図面の事で、しかもその中でも選ばれた公図が特別に「地図」の名称を取得します。
14条地図で土地を特定する方法
公図を取得する
インターネットでPDFファイル(データ)を取得したものが望ましいです。
(おすすめ☆☆☆☆☆最安)登記情報提供サービスを使って取得する。
(おすすめ☆☆☆)近くの司法書士事務所や土地家屋調査士事務所にお願いする。
登記情報提供サービスで、公図を取得して貰うようにお願いしてみて下さい。
快く引き受けてくださる事務所は、良い事務所だと思います。
当たり前ですが有償です。
取得したものはデータで貰うようにして下さい。メールで送って貰うと良いでしょう。
(おすすめ☆)ココナラで取得する
ココナラという、代行サービスもあります。
公図ガチャ
取得した公図の品質を確認してみましょう。
地図であるかの確認方法
それでは取得した公図のここを確認してみましょう。
拡大すると
公図ガチャ、あたりです。
これもあたり!
地図に準ずる図面ですが、種類が街区基本調査成果図となっているのであたりです。
これもあたりです。
要審議です。区画形状はしっかりしている事も多いのですが、あたりとはいえないかも。座標があればラッキーです。
残念ながらはずれです。土地と整合している場合もありますが、専門家でも解読に時間が掛かる場合が多い公図です。
座標が付いてるか確認
14条地図なら、確実に付いています。
その他の公図でも、座標が付いているかがあたりかどうかの分かれ目なので、確認してみましょう。
座標があれば一安心です。
論理はA地点からB地点まであなたを連れて行ってくれる。 想像力は、あなたをどこへでも連れて行ってくれる。 Albert Einstein
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