目次
誰でもセンチメーター級!Droggerを使って簡単測量!
公的機関や教育機関の方は無条件でご入会いただけます。
一般の方でも10,000円(Associate Members)か50,000円(Commercial Members)で利用出来ます。(税別)
今回はHO_CADpaoで作図した図形の頂点に座標をDroggerを使って、現地にポイントを出して描画する方法を解説致します。
Droggerで計測した座標を、敷地境界座標とする事は出来ません。
cm級の精度の高い測位方法ではありますが、私たち土地家屋調査士はもっと複雑な測量計算を経て検証可能なミリメートルの座標を求めています。
流れ
Droggerで計測した座標をHO_CADpaoに取込みます。
HO_CADpaoを使って区画を作成し、面積計算します。
HO_CADpaoで図形を作図し、座標を取得します。
座標をDroggerに読込ませて、現地にポイントを出します。
ポイントをひもで結んで、現地に図形を描きます。
一人で出来るポイント出し
DroggerGPSアプリで杭探しモードにします。
たどり着きたいポイントまで、DroggerGPSアプリの示すまま進みます。
ポイントまでどのくらいか確認
ここだ!
ポイントが特定出来たら、目印を付けます。
今回はポイント同士をピンクのテープで繋いでみました。
上空からの写真
上 見事に図面通りの図形が現地に描かれました ↑
下 CADの図面と空中写真を重ねたもの ↓
もっと複雑な図形も描けるばい!
ナスカの地上絵の実物大を再現してみるのも面白いかも!
あの大変やった人文字の位置もこれなら簡単に出せるやん!!!
Views: 358
いつも拝見させていただいています。
今回、HO_CADpaoを取り上げていただき、大変参考になりました。ありがとうございます。
当方も最近、このHO_CADpaoでどこまで実務ができるのか模索しておりました。
高価なCADには敵わないところも多々ありますが、使用者が工夫を凝らせば、結構使える
のではないかと感じています。動作の軽さやレイヤの使いやすさは気持ち良いものがあります。
画面の特定の条件を覚えさせておけるブックマーク機能も便利です。
Googleの衛星写真を広範囲に取り込んでGeoTiffにして、これをHO_CADpao「タイル画像表示」
で表示させるとGISソフトのようにも使えます。(GeoTiffSpliter64を使用)
ただ、土地家屋調査士に特化しているわけではないのと、そういった調査士向けのマニュアル等も
見当たりません。こういう場合にはどうするべきか、を常に調べたり考えたりするのが大変です。
例えば、オンライン申請用のtiffファイルは一発で書き出すことができないようです。
当方が調べた限りでは一旦pdfで吐き出してからtiffへ変換して、更にTif_CHKを通さないと
できませんでした。(もしかすると他に方法があるのかもしれません)
今後ともよろしくお願いします。
今回、佐賀会の方からHO_CADpaoを教えていただきました。ありがとうございます。
CADについては思考停止で2メーカーのどちらかの選択肢しかないと思っていました。
CADpaoを触りながら。開業時にCADの変更をしてストレスMAXになった事を思い出しました。
お金ないのに100万かけて買い直した程です。
今回はの記事は、教育機関は無料という事で、予算の少ない高校への導入が可能だと思い触ってみました。
初めてのCADがjwだったらすんなり馴染んだかもしれません。
が、やはり操作に慣れれば慣れるほど他のCADは使いづらく感じてしまいます。
教育機関で覚えた初めてのCADがjw系なら、すんなり導入もいけそうですね。
返信ありがとうございます。
> 開業時にCADの変更をしてストレスMAX
これは実によく分かります。当方も20年以上使い慣れた高いCADソフトに身体が慣れきってしまい、
HO_CADpaoを使い始めた時は、もやもやして悶絶しておりました。
ところで、HO_CADpaoの利点として、もう一つ。
HO_CADpaoは標準で法務省地図データをXML形式で読み込むことが可能となっていますが、
それ以前の市町のZIP状態からでも読み込めます。この時、欲しい所在地番からデータを検索して
当該箇所のXMLデータを解凍してくれますので便利です。是非、一度お使いください。