※ごめんなさい、垂れ流しの雑記です。
注意:以下は分かりにくかったり勘違いしやすかった事を、自分なりの言葉にまとめた私見的意訳です。
正しい用法や、正確な用語の定義ではありません。
目次
各国の測位衛星の名称
国名 | 名称(略) | 記号 | 名称 | 由来 |
アメリカ | GPS | G | Global Positioning System | 全地球測位システム |
日本 | QZSS | J | Quasi-Zenith Satellite System | 準天頂衛星システム |
ロシア | GLONASS | R | GLObal’naya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema | 全地球航法衛星システム |
中国 | BeiDou(BDS) | C | 北斗衛星測位システム | おおぐま座 |
ヨーロッパ | Galileo | E | ガリレオ・ガリレイ | 天文学者の名前 |
インド | IRNSS(NavIC) | Indian Regional Navigation Satellite System (NavIC : Navigation Indian Constellationとも) | インド地域航法衛星システム |
座標の表示形式
緯度、経度の表記がバラバラ!10進数、60進数の表記の違い
緯度経度の表記には注意が必要です。いまさわってる数字は、10進数なのか60進数なのか、それとも違う表記なのか注意しながら確認しましょう。
60進数である場合
10進数である場合
10進数と60進数は互いに変換する事ができるので、表記は揃えていきましょう。
座標は小数点以下7桁がcmで、8桁がmm!!
FIXやFLOAT、はたまたsingleの時の座標変動は下7桁を注視しながら観測します。
GNSS測位は秒毎に座標の変化を確認する事が出来るので、小数点以下7桁からを確認するようにしています。
これで、ミスFIXやFLOAT(精度の良いFLOATもあれば悪いFLOATもある)の感覚が掴める様になります。
NMEA
主にGNSS受信機から他の機器にデータを出力するフォーマットとして用いられる。
衛星の位置情報や進行方向、速度、衛星番号などが平文でまとめられており、様々な機器で用いられる。
RTCM3
(Radio Technical Commission For Maritime Services)
主にNtrip方式で補正データとして受信する際に用いられる、入力フォーマット。
RTCM3.1 | GPS,GLONASS | まあ良い! |
RTCM3.2 MSM4 | GPS,QZSS,GLONASS,Galileo,Beido | 良い! Pseudorange、PhaseRange、CNRを利用 |
RTCM3.2 MSM5 | GPS,QZSS,GLONASS,Galileo,Beido | 良い! Pseudorange、PhaseRange、Doppler、CNRを利用 |
RTCM3.2 MSM7 | GPS,QZSS,GLONASS,Galileo,Beido | とても良い! Pseudorange、PhaseRange、Doppler、CNRを高解像度で利用 |
RTK-GNSS測位
アンテナが受信(ラジオ受信)した電波を受信機が解析して出力される衛星測位情報(NMEAフォーマット)を、インターネットを介し受信した補正データ(RTCM3フォーマット)を解析し得られた座標(FIXデータ)を用い、誤差がcm級となる位置情報を利用した衛星測位。(私見)
今期と元期
今期(こんき)
観測を行った時点での、地球上の位置
元期(げんき)
測地成果2011の基準日の基準を同じ座標系になる様に、今期から得られた座標を元期に変換した座標
国土地理院の地殻変動補正パラメータ.2021(セミ・ダイナミック補正)を用い、算出する。
土地家屋調査士が利用する座標系も測地成果2011を基準に世界測地系で測量を行っている。
マイ基準局から補正データの配信方法
ルータのポート開放が不要な方法
ラズベリーパイ+RTK2GO(Ntrip Caster)を使って配信
windowsPC(STRSVR)+RTK2GO(Ntrip Caster)を使って配信
DG-PRO1RW(S)/RWP+Drogger Ntrip Casterを使って配信
ルータのポート開放が出来る場合
windowsPC(STRSVR)にて配信
windowsPC+SNIP Ntripcasterにて配信
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