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【RTCM3】民間等電子基準点の配信データ(RTCM3)を自動保存する。【バックアップ】

民間等電子基準点に登録された電子基準点は重要な位置付けとなります。
なにかトラブルがあったときに、過去の配信データを確認すれば原因究明などに役に立つ事でしょう。
ここでは自動で配信データ(RTCM3メッセージ)の保存を行います。

概要

・RTKLIBのSTRSVRを使ってログを保存する。
・STRSVRの実行と同時にスタートする設定をする。
・Windowsの起動と共にSTRSVRを実行する。

RTKLIBをダウンロードする。

https://www.rtklib.com へアクセス

License
The RTKLIB software package is distributed under the following BSD 2-clause license and additional exclusive clauses. Users are permitted to develop, produce or sell their own non-commercial or commercial products utilizing, linking or including RTKLIB as long as they comply with the license.

RTKLIBを展開する

ログ保存フォルダを作成する。

基準局毎にフォルダば作ろうばい。

基準局毎のログ保存フォルダ内にRTKLIBのフォルダを移動する。

C022フォルダの中にRTKLIBフォルダ
C037フォルダの中にもRTKLIBフォルダ
基準局のログファイル毎にRTKLIBフォルダを作成する。

STRSVRのショートカットを作成する

C022のフォルダの中のRTKLIBフォルダの中に入っているSTRSVRのショートカットを作成するよ。

C022フォルダを開いて
rtklib_2.4.2フォルダを開いて
binフォルダを開く

ショートカットの作成

ショートカットが出来た!
今度からはショートカットしか触らないから、他のショートカットと区別する名前に変更しよう

STRSVRで、ログ保存の設定をする。

STRSVRのプログラムが起動したよ

Ntripサーバのアクセス情報を入力する。

接続テストをしてみる。

ログ保存の設定

ファイル名は【%Y%m%d_%h%M%S.rtcm3

%Y%m%d_%h%M%S.rtcm3

%Y%m%d_%h%M%S.rtcm3

1時間毎にログファイルを分けておく設定

テストスタート

ログが出来ているかの確認

STRSVRを終了させる。

Exitで、今の設定が保存される。
変なふうにSTRSVRが終了したら設定は消えちゃうばい!


STRSVRを起動したら、自動でスタートする設定。

通常はSTRSVRを起動したら、この画面です。

ロギングを始めるにはStartをクリックしないといけません。

そこで!-autoのオプションを使います!!

-autoオプションの設定方法

ショートカットのプロパティの最後に【 -auto】と入れる

これでショートカットから起動すると同時に、自動でロギングがスタートするけん!


Windowsのスタートアップに登録する

適当なフォルダのアドレス欄に【shell:startup】と入れてEnter

STRSVRのショートカットを入れるだけ

これで、Windowsが起動したら自動的に電子基準点のRTCM3の配信データのログが取れるばい!

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